製品提案・仕様概要
常温加工タイプふっ素系コーティング「FU-2015」によるシリコーンゴムの表面改質
シリコーンゴムの柔軟性を維持しながら、表面のタック性(べたつき)を解消するため、当社はゴム基材専用の低温加工タイプふっ素系コーティング「FUシリーズ FU-2015」の施工をご提案いたしました。
一般的な潤滑コーティング(ふっ素樹脂コーティングなど)は、焼付時に高温処理が必要となるため、ゴム素材への適用は困難でした。しかし「FU-2015」は常温硬化が可能な常温加工タイプであり、耐熱ゴム(VMQ)やフッ素ゴム(FFKM)などの各種ゴム素材の特性を損なうことなく塗装が可能です。本仕様の主な特長は以下の通りです。
ゴム専用ふっ素系コーティング「FU-2015」の仕様と特長
-
ふっ素樹脂(PTFE)と同等のすべり性・低摩擦特性
「FU-2015」を施工することで、シリコーンゴム表面の動摩擦係数を0.1程度まで低減します。ゴム本来の柔らかさを保ちつつ、表面に高いすべり性を付与します。
-
優れた非粘着性とタック性防止効果
純水接触角107°という高い撥水性を表面に付与。非粘着性能もふっ素樹脂コーティングと同等の表面特性を付与し、ゴム表面のべたつきを防止します。
-
常温硬化プロセスによるゴム基材への施工性
高温焼き付けが不要な常温加工タイプであるため、熱によるゴム基材の劣化や変形リスクを回避し、密着性の高い被膜を形成します。