製品提案・仕様概要
帯電防止・低摩擦性・耐摩耗性 3つの機能を融合した「PEEKCOAT G10」による多機能化
これらの課題を根本から解決するため、弊社はPEEK樹脂をベースとした多機能高耐久コーティング「PEEKCOAT G10」をご提案いたしました。本製品は、優れた機械的強度を持つPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂に、ふっ素樹脂および独自の導電性材料を最適配合したハイブリッド型の高機能表面処理です。
多機能PEEKコーティング「PEEKCOAT G10」の主な仕様と特長
-
強靭なPEEK樹脂による「圧倒的な耐摩耗性(高寿命化)」
高い機械的強度を誇るPEEK樹脂を骨格(ベースマトリクス)とすることで、抜群の塗膜強度と耐摩耗性・耐摺動性を実現。高速で摺動する包装フィルムとの厳しい摩擦に長期間耐え抜き、ガイド部品の摩耗を大きく低減します。
-
ふっ素樹脂配合による「高すべり性(低摩擦係数)の持続」
被膜内部にふっ素樹脂の微粒子を均一分散させた独自構造を採用。動摩擦係数0.06~0.12というふっ素樹脂同等の優れたすべり性能を発揮します。さらに、摩耗に伴い内部のふっ素樹脂が順次露出するため、長期間にわたり安定した非粘着・滑走性が維持されます。
-
静電気トラブルを根本から防ぐ「帯電防止(導電)機能」
被膜中に導電材料を均一配合することで、優れた帯電防止性能を付与しています。フィルム摺動時に発生する静電気を瞬時に外部へ逃がし、静電気によるフィルムのガイド吸着、蛇行、巻き込みなどの搬送トラブルを未然に防ぎます。
「PEEKCOAT G10」は、単なる硬質コーティングにとどまらず、フィルムを傷つけない「滑らかな低摩擦表面」と、トラブルを抑制する「帯電防止機能」をハイレベルで融合させた表面処理です。従来のふっ素樹脂コーティングでは耐えられなかった高負荷・高速摺動環境下でも、長期間にわたり初期性能を維持できる最適なソリューションとして採用いただきました。